ノートパソコンでタイピングする手とセキュリティで保護されたアカウントログインとデータHUDウィンドウ

Kingston IronKeyを使用して戦略的にパフォーマンスを維持する方法

#KingstonCognate Rafael Bloomを紹介。

Rafael Bloom氏の写真

Rafaelは、テクノロジー製品、マーケティングコミュニケーション、ビジネス開発などの分野でキャリアを積んできました。技術や規制の変化に伴う組織、製品、コミュニケーションの新たな課題に焦点を当て、収益源の構築と維持を主な目的としてアドバイザリー業務を行っています。

情報ガバナンスやコンプライアンス、データプライバシー、アドテック、モバイル&5G、人工知能、機械学習などの新技術に関する専門知識を必要とする、多様な業務を手掛けています。

技術の発展

Atari 2600、Sinclair Spectrum、Commodore Amiga、あるいはもっと本格的なAmstrad Word Processorや初期のIBM® / MS-DOSデバイスなど、初期の黄金期の家電製品を覚えている方なら、それらの機能と性能を最大限に引き出すためには、多くのハードウエアを追加で接続しなければならなかったことも覚えておられることでしょう。プリンター、キーボード、ジョイスティック、マウス、ゲームカートリッジ、モニター - そのほとんどが様々なコネクターで繋がれています。

Bluetoothや無線LANに対応した現代の世界は、それらに比べればクリーンでシンプルです。では、長期的な技術・データ戦略の一環として、外部周辺機器を活用する意義はあるのでしょうか?あらゆるものがクラウドに移行され、配線がいらないと思われる中、プラグを差し込まなければならないデバイスの存在価値とは何なのでしょうか。

結論から言うと、その回答は、「お得である」ということです

ハイブリッドの世界におけるUSBへの配慮

セキュリティ管理者のログイン画面が表示されているデスクに向かう若い女性のモニター

パンデミックは私たちの生活のあらゆる分野に影響を及ぼしているため、長期的な技術計画や意思決定について話すのであれば、必ず触れなければなりません。パンデミックによって、分散型ITインフラは、思いつく限りのあらゆる組織でほぼ一夜にして必要とされるようになりました。このように考えると、データはまさに重要なビジネス資産となりました。データは、組織内の収益を生み出す重要な資産であると同時に、新たなリスクカテゴリーとして捉えられるべきです。

データにアクセスできない、データ品質に問題がある、ネットワーク接続ができないなどの事態が発生すると、組織はたちまち機能停止に陥ってしまいます。生産性ゼロ、収入源ゼロ、顧客サービスゼロというのが、よくある状況。金銭的な影響はもちろんのこと、データ漏洩が発生した場合の組織の評判失墜は壊滅的なものになる可能性があります。そういう意味で、組織は顧客やパートナーから、顧客や従業員のデータ処理で信頼性が低く、リソース不足で、信用できないと即座にみなされる場合があります。

USBメモリが古臭く、取るに足らないと思われるのは、過去に多かれ少なかれ、使い捨ての低性能・低セキュリティなデバイスとして使用されていたためです。ポータブルストレージとしてUSBメモリを使用する旧来のパターンが薄れてきている中、データ保護と機密保持を強化した個人向けの安全なローカルバックアップとしての、高性能フラッシュメモリーの利用が始まっています。

正しいセキュリティの選択

主な違いは、高パフォーマンスとハードウェアベースの暗号化オプションを持つ新世代の Kingston IronKey ストレージは、企業組織または家庭ですら、戦略的に組織の価値を維持する役割を果たすべく活用することができる点です。これは、「#KingstonIsWithYou」思想の元となる考えで、実世界で起こる技術的、組織的、規制的な課題の解決策を提供しています。

ユースケース 1:暗号資産(仮想通貨)ウォレット

ハードウェアで暗号化されたUSBドライブは、暗号資産を長期間安全に保管するという厄介な課題を解決するのに最適なソリューションです。まず、フラッシュメモリは耐久性に優れているため、壊れた磁気ドライブや光学ドライブから情報を救出する悪夢を回避することができます。2つ目は、ハードウェアレベルで組み込まれた暗号化やアクセスコントロールによるセキュリティです。さらに、USBデバイスをベースにした物理的な暗号資産ウォレットは、コンピュータとは別にロックして物理的に保護することができます。ノートパソコンそのものを金庫に入れて保管する必要はありません!

大切な資産を守る

現代のUSBドライブは、特定のユースケースを念頭に置いて設計されており、まさに事業継続の課題などを軽減するために理想的な位置にあります。ライフサイエンス、建設・土木、保険などの業界では、知的財産の確保が重要な課題となっています。Kingston IronKey™製品は、数年から数十年という長い時間をかけてこれらの問題に取り組む上で、欠くことのできない基本要素となっています。

ヘルスケア、ライフサイエンス、金融サービスなどの業界では、機密性の高い個人情報を長期にわたって取り扱うため、業界特有の法律に従わなければならないことがよくあります。これは複雑なリスクの集合体であると言えます。しかし、人事・財務部門や、収益を生み出す顧客データベースを持つ企業は、すべての機能をクラウドに過度に依存しない方が望ましいといえます。

ユースケース 2:人材と機密情報

人事部であれば、機密保持のために施錠して管理された物理的なファイルがあるはずです。このような情報は、電子的に存在する場合も同様です- 独創的なデザイン、独自のアルゴリズム、研究データなどの知的財産に適用される可能性があります。このデータを他のものと一緒にクラウドに保存することは、許容できる解決策ではないかもしれませんし、長期的にバックアップして保護する必要があります。今日のフラッシュベースのUSBデバイスは、耐久性があり、コンパクトで、データ資産の長期保存に最適です。

必須バックアップ計画

データアクセスをクラウド接続のみに依存している組織は、 「完全にバックアップされ」、サイバー脅威や障害から保護されているとは考えられません。事業継続や災害復旧の計画は、「データの独立性なしには」、本当に堅牢とは言えません。あらゆるものがクラウドに移行する一方で、プラグイン式で有線式の安全なローカルストレージの価値は依然として高いものとなっています。Kingston の付加価値サービス「Ask an Expert」(専門家に照会)は、このような重要な要素を熟考し、移行する機密データを保護するためにIronKey USBドライブが開発されたことを意味しています。

もちろん、大容量のデータ転送はクラウドサービスで管理できますが、その他の企業データは、暗号化されたUSBドライブに保存する価値があるほど機密性が高く、業務にとって重要である場合があります。これは、アクセスがネットワークやクラウドインフラの可用性と相関しない状況で特に重要です。

ここで、大容量の暗号化外付けストレージが最適なソリューションとなるのです。

暗号化されたUSBデバイスは、データ保護と情報ガバナンスに対する長期的なアプローチにおいて、もちろん他のテクノロジーと並んで重要な役割を果たすことができます。また、すべての組織、すべての家庭において、デジタル資産の長期運用を真剣に考慮しなければなりません。

#KingstonIsWithYou #KingstonIronKey

回路基板のチップセット上にある Kingston の Ask an Expert (専門家に照会)アイコン

専門家に照会する

正しいソリューションの設定計画を行うには、顧客のプロジェクトのセキュリティ目標を理解する必要があります。そのためにキングストンの専門家がご案内します。

専門家に照会する

関連記事